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3S(整理・整頓・清掃)

<3S(整理・整頓・清掃)>

 

 

3S(整理・整頓・清掃)ができなければ、企業の成長は望めません。

3Sはコスト・ダウンと生産性向上とさらに従業員の資質向上の基本要件です。

 

また、3Sは経営者のリーダーシップはじめとする経営能力と考え方が表に現れたもので、取引先を選別するときの判断基準の一つです。

逆に言えば、中堅企業に選別してもらうための要件です。

 

3Sができていないのであれば、その段階で他企業との競争に負けていると言えます。 

 

<3Sの目的>

①企業文化(風土)の構築

②経営ロスの改善

③信用度の改善

 

①<企業文化(風土)の構築>

生産性向上への努力は、企業経営の基本的な共通して持つべき基本認識です。

3S(整理・整頓・清掃)は、経営者のあるべき「正しい考え方」から始まります。

そのため、3Sの重要性を従業員に忍耐強く説明しかつ実現させなければなりません。

 

3Sは経営者の「関心の高さ」と「熱意」なくして実現しません。

その考え方の浸透なくして規律ある企業文化(風土)が生まれません。

この基本がなされないのなら、業績の向上はもちろん安定ですらおおきなハンディ・キャップを持つことになります。

 

3つの考え方

①人材育成の目的に3Sを行う

②規律の確立のために3Sを行う

③所有物の美観と保全のために3Sを行う

 

ここで、最も企業の強みをつくるために貢献するのは「人材育成の目的」に3Sを活用することです。

企業の最大の経営資源は人材です。

3Sを「人材育成の機会」ととらえ、経営者が強い認識と関心のもとに実施しなければ「強みとなる企業文化」は形成されません。

 

<3S実施の留意点>

①経営者が3Sに強い関心があることを明らかにし、達成するまで継続して注意をむける。

②現場の従業員をリーダーに(責任者)任命し自主性を重んじる。

③定着するまでは、業務内活動として実施する。

④進捗度をについて確認し評価を続ける。

⑤達成に対して賞する(罰則は基本行わない)。

必要であれば、「人材育成」に堪能な専門家を活用する。

 

②<経営ロスの改善>

3Sは業績とあまり関わりがないと思われ勝ちです。

3Sは利益とかかわる要件です。

業績の良い優良企業は第一条件として3Sおよび5S(3S+清潔・躾け)が行き届いています。

 

整理・整頓が行われないとき、いろんなとことでロスが発生します。

①在庫品のロスです。

②スペースのロス

③作業効率のロス

そして、最後にもっとも業績に関わるがあります。

④経営努力のロス

 

ロスはコストを増大させます。

ロスの低減は直ちに利益の改善に寄与します。

「経営努力のロス」の改善は、企業の活性化の第一歩です。

 

「ロスの削減」と「コストの低減」については「見える化」し、

さらにすすめて「改善」へとすすめます。

この活動(「ロスの削減」、「改善」)について、全社的なQCに導き、その達成については

賞し、利益については配分を行います。

 

③<信用調査としての3S>

3S(整理・整頓・清掃)は企業の信用調査を行う場合の最初のチェック・ポイントです。

経営者の意思と意識が外部(事務所・工場・倉庫)といった現場に現れる現実だからです。

3Sに加え、従業員の応対、活力、明るさは経営者の経営姿勢をそのまま示します。

 

さらに、経営者の「考え方」も聞き確認できればこれからの取引先対策の指針が明確になります。

 

3S(整理・整頓・清掃)はマネジメント(経営)の「価値観・現実」の最初の入口です。

3S(整理・整頓・清掃)は、外部とのかかわりについての”経営者が示す精神”の表現です。

この表現に乱れがあると3S(整理・整頓・清掃)の乱れとして現場の現実として現れます。

経営者が経営に対して熱意がなくなった時に、真っ先崩れるのがこの3Sです。

 

<5Sについて>

3S(整理・整頓・清掃)に、2S(清潔、躾け)が加わったものが5Sです。

「躾け」は精神的要素を加味したものです。

5Sは外観だけのものではなく、その内面にある企業文化(風土)という精神面にかかわる活動です。