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管理会計

<管理会計>

 

管理会計は、経営活動を数値により管理(コントロール)する活動です。

 

<利益と5つの貢献>

企業活動は5つの貢献を目的にします。

①顧客への貢献

②社会への貢献

③従業員への貢献

④利害関係者への貢献

⑤企業自身への貢献

 

これらの貢献のためには成果を実現しなければなりません。

その成果は、顧客の評価として「利益」として数値化されます。

「利益」獲得のために必要な情報を提供し、実現に導くのが管理会計です。

 

<管理の前提>

管理の目的は、成果の実現です。

この使命実現ためには、

コンセプト、ビジョン、行動規範、参加制度、報酬制度等の「人のマネジメント」が根幹になければ実現しません。

 

目標設定にしろ、予算編成にしろ、意味と意思のない数字では成果は実現しません。

「意味と意思 」が前提です。

 

意味と意思は3つです。

①マーケティング

②イノベーション

③生産性向上

 

<目標と標準>

目標には定性目標と数値目標があります。

目標は「責任を伴う願望」で、この願望に向かって企業活動は集約され実行します。

目標は収益と生産性をコントロールします。

 

標準とはあるべき形で、努力の結果獲得したスキル・ノウハウの成果物が基準です。

知識と知恵を駆使し、あるべき標準を維持します。

標準は、コストをコントロールします。

 

<管理会計の役割>

①目的・目標、過去のデータおよび環境変化予測をもとに「目標数値や標準数値」を設定し、提示します。

その「目標数値や標準数値」をもとに現場も参加し予算を作成します。

②利益を得るためためには活動を実行されます。

その活動結果は、測定し、予算と比較・分析し、必要な情報として加工し現場で働く人、管理者、経営者にフィード・バックします。

 

<予算計画>

経営(事業)計画は定性目標と目標数値により策定されます。

その中で、目標数値と標準数値により「責任ある願望」を込めて予算が作成されます。

 

事業計画(予算)は自動化された成り行き任せの数値ではありません。

具体的な成果を実現させるために目標が必要です。

 

<部門目標>

目標は実行を伴わななければ実現しません。

実行は現場で行われます。

 

現場の実行のためには

①全体目標から導かれた部門目標(意味と数値)の提示が行われます。

②現場で従業員が参加して、目標の達のために方策を設計します。

③方策を実行し、マネジメント・サイクルを目標達成のために効果的な活動を実行します。

 

<管理会計の手順>
①意味と意思を持った目標利益設定に始まる事業計画・予算の作成の作成

②スピーディな月次チェックによる、原因確認、問題点発見

③衆知を結集した対策の検討とその実行

④結果のフィードバック

⑤さらなる衆知を結集した対策の検討とその実行

この手順の繰り返しにより成果を実現させます。

 

利益は偶然から実現するものではありません。

合理的でかつ熱意ある意思と努力により勝ち取るものです。