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成功者の技法

<成功者の技法>

 

マネジメントは成功者にとって、なくてはならない基本スキルです。

 

大成した経営者は、部分的にしろマネジメントのエッセンスを実行しています。

ただ成功は急に実現しないが、一旦実現すると成功要因が外れても、競合者いない間はしばらくの期間余韻で存続が続けられます。

 

マネジメントは、原理原則です。

ただし、人の幸せと同じくする場合もあるし異なることも起こり得ます。

成功は原理原則の実行に関わり、人の幸せは経営者の価値観に関わります。

 

成功は手段です。

人の幸せは目的です。

成功した経営者が、「人の幸せ」を実現することは人としての「成功者の作法」です。

 

<成功者のマネジメント作法>

マネジメントの作法は、「考え方」と「情熱」と「忍耐」です。

 

「情熱」と「忍耐」があれば、ある程度の成功がもたらされます。

ただし、あるべき「考え方」を悟ることがなければ大成は約束されません。

逆に、「情熱」と「忍耐」がなければ、あるべき「考え方」を持ったとしてもこれも大成は約束されません。

 

<あるべき考え方の役割>

あるべき「考え方」にとって最も求められるのは「素直さ」であり「真摯さ」です。

この二つがあると、自ずから「あるべき考え方」に近づけます。

「あるべき考え方」が習得されるとマネジメントの原理・原則の理解がすすみます。

 

マネジメントの実践には2つの方向性があります。

一つは「王道」でもう一つは「覇道」です。

この成功のための道の違いのポイントは「人間観」の違いで、成果の実現については経営者のマネジメント能力にかかわります。

 

あるべき考え方にとって障害となるのは、少欲であり固定観念であり偏見です。

成果を実現するためには基本的な道筋があります。

この道筋に乗ることのみが成功へ至る方法です。

 

あるべき考え方の実践を正しく一筋にやり続けると

「顧客」が引きつけられ、「人材」が引きつけられ、「強み」が形成されます。

「顧客」が引きつけられ、「人材」が引きつけられ、「強み」が形成されると、「資金」と「知識」引き寄せられ成果の実現が容易になります。

 

 <あるべき考え方の基本要件>

あるべき考え方を具体的に説明することはできません。

それは、容易に理解が可能な「ハウ・ツウ」的なノウハウでないからです。

そのため、ここで述べることができるのはあるべき考え方の基本要件のみです。

 

<根幹の基本要件>

成功のための基本コンセプトがなければ大成は適わない

①時代が求めている顧客の欲求に焦点が合致している。

②感覚的に、成功ビジョンが明確にイメージできる。

③壮大なビジョンである。

④一番を目指している。

 

<テクニカルな基本要件>

顧客満足のための「効用」が合理的・効率的に生産されなけば、

顧客の評価基準および将来費用たる利益・余剰キャッシュ・フローは獲得できない

①顧客満足のための「効用」の生産が構想されている。

②その構想が、システム化され組織化につながっている。

③利益の確保のための管理会計システムを構築する。

④知識の創出・収集・分析・蓄積・活用のためのシステムを構築する。

 

<人的な基本要件>

人材は最大の「知識」と「活力」の源泉である経営資源であり、

その育成及び活用のマネジメントが「強み」を形成し企業の将来を決定づける

①ミッションが明確に根気強く述べられて理解がなされている。

②全社員の性格・能力分析がなされかつ継続学習の場と機会が与えられている。

③人材の育成を加味した適所への配置がなされている。

④「効用」を目的とした人材の動機づけおよび評価を生産的・創造的に行う。

 

成功のためにはミッションを共有できる異なる能力の人材の結集が必要で、

そのために最初の、必須の要件は「あるべき考え方」を悟った経営者の存在である。